ガセイベントを見抜け!-イベントの信頼度-(2003.2掲載)
2003.3.7
イベントという営業形態が定着して久しくなりました。どの店も様々なイベントを実施しています。来店されるお客様は、出玉に期待するのですが、実際の設定内容はどうなのでしょうか?ガセイベントを見抜けるようになるため今回は解説したいと思います。

まず、イベントでどのくらい出すのか?ですが私の場合をお話しますと週1回程度のイベントでしたら、確実に月1回は嘘をつく必要があります。これはパチスロコーナー全体の高設定イベントです。利益予算上イベント開催日以外との兼ね合いでイベントの日だけに出玉を振ってしまいますと他の開けたい日に出玉が振れませんので客数減の原因になってしまいます。私の場合利益率を低めにする方針でしたので、月3回以上パチスロコーナー全体のイベントをしている店はガセの割合が高くなります。これは利益なしくらいのお話ですので赤字にするということで考えますと月2回が限度です。少し利益があるくらいで設定するなら毎週そういうイベントは可能ですが、魅力がないでしょう。

次に機種別のイベントですが、これは10台くらいまでなら毎回嘘をつかずにできます。平日の開けの日(客数が少ない日)によく使いました。私の場合は当日発表で突然しますので暇な日より少し増し程度の稼動でしたので、設定は高くできましたがカレンダーなどで事前告知して狙い撃ちされる場合は、その分信頼度が小さくなってしまうでしょう。

では、等価交換を例にしてイベントを個別に解説いたしましょう。まず、パチンコパチスロ併設店でパチスロ台数が60台と仮にします。等価交換の場合、出玉率100%で利益なしですので仮に利益なしの設定にするとします。

サラリーマン金太郎
設定  出玉率 
設定1 93.5% 
設定2 97.1% 
設定3 102.3% 
設定4 107.5% 
設定5 113.9% 
設定6 120% 

サラリーマン金太郎を例にして解説いたします。仮に設定6が3分の1というイベントがあったとします。60台中20台が設定6ですので20台分の出玉率は、20×120%=2400になります。60台全てで平均100%にする必要がありますので、全体の出玉率が、60×100%=6000になります。(6000−2400)÷(60−20)=90%という出玉率に残りの40台の設定をしなければなりません。ということは設定1でも93.5%ですのでこのイベントはこの条件ではその通りにできないということになります。

このようにホールは基本的には赤字の予算は計上しませんので、等価交換で言いますと利益なしの100%を基準に計算してみると設定内容が明確になってきます。

次に、同じように朝一番777センター並びは高設定というものや、高設定札を一定の割合の台にさす場合を考えて見ましょう。高設定を設定5と6に限るとしますと高設定=設定5として見た場合(設定6はよほどでないと使いません)4台に1台何らかの形で高設定と告知されているとしますと、残りの台の平均設定は95.4%ですので残りはほとんど設定1で2を少し混ぜるという設定配分になりそうです。

もちろん、今回のように出玉率の平均を100%にし赤字にしないという前提でのお話ですのでこういうイベントの回数が多い場合や毎日している場合、100%以下の平均設定なら設定状況はおのずと下がります。逆にここ1番のイベントで赤字も許可されている場合や、めったにイベントをしない店のイベントなどは設定状況がよくなります。

基本的に毎日できるイベントや設定告知は、平常営業の設定下でできるということですから、機種別の小さいもの以外は信頼度は低くなってしまいます。店によってはイベントを告知することで換金差がある場合は、持ちメダルでの遊戯時間の増加分売上が上がらなくなり、平均設定をさげるという場合もあります。

イベントごとに結果を見て、その店のイベントは信用できるのか?データーを残されていくことをお勧めします。出さない方針の店が何を言ってきても出さないことには変わりはないですからね。


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