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爆裂AT機撤去と規定改正の影響
2004.2.17
この原稿は、パチスロ攻略マガジン(7日発売)連載の「ホール事情内部告発」の過去原稿です。
もうインターネットなどで情報をご覧になられたかもしれませんが、今この原稿を書いている現在の情報では11月中くらいに爆裂AT機3機種ミリオンゴッド、アラジンA、サラリーマン金太郎が検定取り消しによる撤去という形になると思います。各都道府県全て取り消しの情報はまだ出ておりませんが、数箇所の件で取り消し及び撤去時期が決定しております。

それから、もう一つ今後、機械の規定が改正されるという動きがあり、AT機能やストック機能について今までと同じ様な機種は出せないという状況になりそうです。もともと8月より、AT機能についてその演出面などの詳細を細々と提出しないと(注1)認可されないという状況にあり、現行規定の新しい機種も少なく、今後ストックされている機種、お蔵入りされていた機種などの駆け込み販売が予想されます。

この状況は、昔のパチンコの(注2)権利物が出せなくなったときと同じ様なことが予想されます。当時、(注3)スルーチャッカーがスタートチャッカーに使えなくなり、少し前の機種を名前を変えて再販したり、残っていた機種が出てきたりしました。ホールは、権利物を確保したいため権利物ならとにかく購入しておくという状態になりました。

私がいたホールも、もともと2機種だけ権利物があり、良くない中にもまずまずの売上もあり、そのままの設置台数で今後も十分いけそうだったのですが、上司の指示で権利物を増台させられました。理由は今後手に入らないからということです。しかし、販売されている機種は既に結果の出ている機種でリメイク品で名前が変わっただけのものでしたので、増台した分お客様が分散してしまい、結局権利物自体の客数が減ってしまいました。

今回も、もう今の機械は入らないからと機械の良し悪しではなく、とにかく入れておこうという動きをすると思います。メーカーも抱えている機種を良い機種も悪い機種も出しておけば、売れますので、新機種の発表ペースは上がっていくと思います。しかも、今回は、撤去問題もあり、強制的に検定取り消しにより多くのお店でメイン機種になっている3機種が、撤去されます。そのかわりにとりあえず導入という機種が多くなりそうです。

この業界は流れに任せて横並びに行動して安心するという経営者の方が多いですので、上記の流れになりそうです。検定取り消しで撤去せざるを得ない機種は仕方がないですが、もう出てこないであろうという理由だけで、ATやストックの配列上の配分を増やすようなお店には要注意です。必要だから入れるという場合と、そうではない今回のようなケースですと機械自体の魅力も乏しいですし、すぐに悪い結果が出て機械代を早く回収しようという動きにもなりがちです。

そういうことをするなら、いっそのこと巨人の星を各パネル買えるだけ導入したり、吉宗を増台するというような硬い入替の方が、望ましいです。しかしそういう機種に限って手に入らなかったり、納期があわなかったりしますので、難しいところです。買いたい物を買いたい時に買えると言う流通体制にこの業界はなっておりませんから。

ではそれをふまえてどのようなホールを選択すれば良いのか?と言いますと、この時期にロングセラー機種(巨人の星やアントニオ猪木など)をきっちり客付けして残すことが出来るお店です。この時期の力が弱いであろう機種にどんどん入れ替えていくのではなく、今人気のある機種をお客様が多くいる状態で残せるということは、お客様からみても魅力のあるお店であり、余分な経費も使う必要がないですからね。

用語解説


注1認可=新しい機械を出す時は保通協を通す必要があります。
注2権利物=ミルキーバーなどが有名
注3スルーチャッカー=払い出しのないチャッカー、現在も小デジタル用に使用されています。
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