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業界の暗部ゴトについて
2004.9.11
この原稿は、パチスロ攻略マガジン(7日発売)連載の「ホール事情内部告発」の過去原稿です。
今回のテーマは「ゴト」です。ゴトと言うのは不正にホールで玉やコインを出したりする犯罪行為です。

最近でも体感機によるゴトの情報などネットニュースなどで出回っていますね。しかも、ゴトのための機器をネットで販売する輩もおり、それを使ってホールで捕まって、逮捕されている事例もあります。

ゴトと言うのは、様々な方法があります。古典的な磁石から体感機を使ったもの、計数機に細工をして不正なレシートを発行するというものもあります。

私の身の回りで起きた被害額最大のゴトは、計数機のゴトですね。計数機から電波?か何かで不正にレシートを大量に発行して、換金するといった手口です。今はもうそういう事に対しての対策も進んでいますが、当時は未対策で換金の時間も入れて数時間で450万円抜かれました。

不幸中の幸いですが、私のいたお店ではなくチェーン店でした。さすがに自分のお店でやられてしまいますと管理責任がありますので、非常に困ります。

それから、簡単なゴトほどなかなかなくなりません。磁石やセルゴトなどは昔からありますが、なかなかなくなりません。もちろんホールは対策をしているのですが、ゴトをしようとしていた痕跡が残っていることが多いのです。

そして、ゴトの方法も多様化しています。今はパチンコより、パチスロの方が進んでいます。体感機もそうですが、クレマン、振動などなどホールの注意書きに書かれていることをご覧になられた方も多いでしょう。それだけ数多くのホールが被害にあっているということです。

もちろん、逮捕事例も以前と比べて多くなっています。防犯が強化されたと言うより、ゴトの事例が多くなってしまったと言うのが、原因でしょうね。

私も実際にゴトを捕まえたこともあります。そういう時は警察を呼んで連携して捕まえます。もちろん、お店単独で捕まえたり、追い出したりすることもあります。今は、体感機など素人が参入してくるケースが多く、犯罪をしてまで簡単に?お金を得ようという人が如何に多いか?わかります。そういう人は捕まえて犯罪であることを自覚させ、罪を償ってもらう必要があるでしょう。

それから、ゴトをされて困るのは、不正に出玉などを抜かれてしまった結果、お店の予算の予定が狂ってしまい、それを修正できない場合は、結局、お客様から余分に回収する必要が出てくるということです。

1番困るパターンは、警戒心の低いホールである程度長期にわたって抜かれてしまうケースです。大きく抜くとすぐわかってしまいますが、わからないよう抜いて、平均設定がその分下がってしまうと言うことになります。

そのため、ゴトを未然に防ぐため、ゴトについての教育を徹底し、サービス員が早くゴト師を見つけてお店としての対処ができるようにする必要があります。そうすることで事前に調査に来たゴト師に、「ここでするのは、面倒だ。」と思わせれば成功です。

逆にサービス員がいいかげんなお店の場合、一端ゴト師に来られてしまいますと徹底的にやられてしまいます。何故ならそういう情報はすぐゴト師の間で伝わってしまうからです。そして、その結果被害をこうむるのは、お客様です。

逆に、計数機にコインを流す時に、枚数をチェックされたり、どこで打っていたのか?サービス員に確認されたり、善良なお客様には時には不快に思われる時もあると思いますが、そういうチェックを心がけているお店は、防犯対策について考えているお店ですので、逆にお奨めできるお店です。

それから、お客様からの通報でゴトが発覚することも多々あります。直接、ゴト師に対するのは危険な場合もありますので、何かおかしい動作をしている人や集団がいれば、お店に報告してあげることで、結局はいつも遊びに行っている場所を守ることになります。

お客様とお店との協力で、楽しく遊べる場所を守っていきたいですね。


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